虹色育児日記★一時保護〜解除までを綴る

一時保護解除に向けて、出来ることできないこと..考えた事、もらったアドバイス等..育児や今まさに児童相談所と関わりがあり悩んでいる方へ..

2022.05.28(土) 息子の運動会と決意と

こんにちは、しらこです。

一時保護報告から一晩明けた、28日(土)の記録です。

胃がチリチリ、途中覚醒を何度もしながら朝を迎えた。朝が苦手な私なのに..4:30

寝過ごすより良いか..

一階へ降り、息子のお弁当を作る。

静かな朝。

息子のリクエストのだし巻き卵と、ベーコンとほうれん草のソテー..それ以外はお任せ。

料理がスムーズに進む。


いつもは、つかまり立ちとハイハイを駆使して私の足元に絡みつく次女をあしらいながら、寝起きの悪い長女に着替え、ご飯の催促..

こんなにも静かに、スムーズに作業が進む。

改めて2人がいない事を痛感する。

いつもはNHKの子供番組がついていて、明るい歌が聞こえてくるのに。

あーーー、静か。

寂しい。


少し経って息子と旦那が起きてくる、寝ぼけ眼を擦りながら息子が、

「ママお弁当ありがとう..

「うん」と返事をしながら、ありがとうにありがとうだよ..と思った。

こんな普通の毎日が、ありがたいと思った。

それなのに、失ってからじゃないと気づかなかった自分は愚かだ。

旦那の事を責めたい気持ちが無いわけではない、けど責めた所で帰ってくる訳でもない。旦那1人が悪い訳でもない。堂々巡り。


「ママ大丈夫?朝ごはんも食べないの?」

え?顔が怖かった?無表情すぎた?

「大丈夫だよ〜」と言いながら、気持ちを切り替えなきゃ‼︎と深呼吸。


今日は、息子の、運動会。


副応援団長をする、1ヶ月も前から休み時間返上で練習をしてきたのだ。

頑張るからね!という息子をなんとか笑顔で見送り、また家が静かになった。


強メンタルな旦那も流石に昨日は眠れなかったらしく「仮眠を取る..」と二階へ消えた。


夫婦で話し合いをしなくてはいけない、でもどこから?頭が回らない、整理する活力がない..

とにかく今は午前中の運動会に全集中。

仲の良いママ友達にLINEを入れた、

「私今日、2人の顔見ると泣いちゃうかもしれないから、ごめんね」

我ながら意味不明でかまってちゃんみたいな文章になってしまったが、即既読。

「うん、、なんかしらこチャンの感じ、察する〜話せるときになったら話してね。」

「しらこちゃん無理しちゃいかんよ。無理に元気にしないでいいからね..うちらにはさ」


私の腫れた目に、居るはずの2人がいない事に、私と旦那の異様な雰囲気に..違和感を感じるだろう。


時間になり小学校へ向かう、胃が痛い。

開会式から応援団大活躍、昨日から何も食べてないのに息子を探す為ならパワーが出る..


一段上に上がり、応援を指揮し大声でひたすら応援する、真っ直ぐな姿勢に目頭が熱くなる。..肩をトントンと叩かれ、振り向くと朝グループLINEしたママ友の1人。

「しらこちゃん、何も言わないで良いからね!大丈夫、白子ちゃん頑張ってるよ」

と、私の手に飴とグミを握らせ去って行った。私はフガフガと何も言葉が出ず、彼女の優しさにまた涙が出た。


息子の応援の様子や、100m走、リレーの様子をしっかり目に焼き付け帰宅した。

息子は100%頑張っていた、昨日妹2人が家に帰ってこなかった。彼の中では大きなショックだっただろうに..

直後には泣きたい気分..とも言っていて混乱していた。抱きしめることしか出来なかった。

でも、決められた事をしっかりとやり切った。私もしっかりしなきゃ。今何をすべきだろう。何かするには、あまりにも無知すぎる。


調べよう、教えを乞おう。

姉に電話しよう。


6歳上の一番上の姉は、隣の市の「色々な個性がある子」「何かしらの理由から皆んなと一緒にクラスで授業を受けるのが難しい子」や「その親」をフォローする仕事をしている。仕事柄色んな特性の子や、それに悩む親側の気持ちも対策も私よりずっと詳しい。


私にできることは全部やろう、たとえ怒られても、軽蔑されても包み隠さず伝えよう。

考えて考えて、泣きながらでも前へ進もう。

時間は余るほどあるんだから。


早く娘達に会いたい。